fc2ブログ
自称創作者の端くれとその相方兼師匠による思索と考察と実践。
2012年03月17日 (土) | 編集 |
こんにちは、香月です。
初めに少しだけ謝罪を。
今までリンクに書いていた管理人名等を間違えるという失態を…。
ご迷惑と混乱を招いて申し訳ありません。
あと地味にバナーも変わりました。
また近い内に変えるかも分かりませんが。

気になることとは、幼い子供や小中学生等が、ネットを使うことについて、です。
今はTwitterやMixiが盛んですし、そうでなくても少し前はブログの時代だっと思います。
そしてそれから少し前は掲示板の時代、だったでしょうか。
ここから見えてくるのは、自己表現の方法がだんだん手軽になってきた、ということでしょうか。
いや、自己表現と言うよりかはネット上で気軽に人と繋がりを持てるツールが増えたことでしょうか。
現在はサイトでの作品公開より、ブログでの展示やPixivへの投稿が盛んですし。
ホームページを一から作る、という作業を飛ばして自分の作品を気軽にネットに流せるようになった。
これもまた特徴かもしれません。
ちなみに私はPixivも毎日利用しますがサイト更新もたまにしています。
特に今は大型の休み状態なので作品をバンバン作ったりしています。

ただ、少し不安になることがあります。
特にTwitterに関する、ほんの少しの危惧とでも言いましょうか。
去年の地震の際、有益な情報に混じり、沢山のデマも飛び交ったことかと思います。
私も情報が欲しくて、実はその頃Twitterを開始しました。
問題なのは、あれほどの情報を若年層が自分で処理できるのか、ということです。
デマも真実も飛び交うのがネット。
大人であれば、自分で考え、それらの情報から自分に必要なものやデマをある程度見破ることが出来るかも知れません。
しかし、まだ十代にも満たないネットユーザー、または十代半ば頃でしょうか。
情報処理や考える力が発展途上にある子供が、デマを上手く見破るのは至難のわざでは無いでしょうか。

今は幼い子供や十代の若者が気軽にネットに触れられる時代です。
家にパソコンがあり、ネットに繋がれるのが当たり前の時代です。
携帯だってスマートフォンだって、そうです。
しかし、果たして成人達は、それらをホイホイと子供に渡して野放しにして大丈夫なのでしょうか。
それこそ、そういう子供たちを食い物にする獣の群れに子供をポイっとして大丈夫なんでしょうか。

私が言いたいのは、若年層がネットを使うな、ということではないです。
私が初めてPCに触れたのは小学生の頃でした。
本格的にネットに繋がりだしたのは中学生の頃だったでしょうか。
そりゃあもうのめり込みました。
今思えば、大変無謀なことをやらかしましたね。
だって、個人情報うんぬんなんて、これっぽっちも知らなかったんですから。
まさに裸で突撃したのと同じようなもんで、我ながらによく大丈夫だったなあ…と。
勿論、何のトラブルが無かったわけでもないです。
幸いなことと言えば、悪い人間に囲まれずに済んだ幸運と、中学くらいの年齢なりの知識があったことでしょうか。
ある程度学校でも教えられた些細な知識があったからこそ、でしょう。
そして相方さんとの出会いが、高校生の時にあったわけで。
思えば、その出会いが「自分で物を考えること」のきっかけを与えてくれたのだと思います。

ネットはある意味、別人格が形成されてもおかしくない程の影響力があるんだと思います。
Twitterやらブログやら2ちゃんねるやらの炎上問題がそのイイ例でしょう。
自分を手軽に開示できる機会が増えたことは、それだけ自己顕示欲を刺激するものなのだと思います。
そして、それがエスカレートすると全く異なる自分が現れても、不思議ではないかと思います。
思慮分別のある大人ですら、TwitterなどのSNSとの付き合い方はとても難しいんだと、私は思います。
私もTwitterを始めてからは、色々迷惑をかけたり辛いことがありましたから。
結構のめり込んでしまうもんなんですよねぇ(苦笑)
ただ、一年経ったことを景気に私としては「公開メモ帳」としてTwitterを位置付けたいと考えています。
「公開メモ帳」+「おまけとして少々のコミュニケーション機能」のツール、という所でしょうか。
多分、これが私なりに一番冷静にTwitterと付き合える方法だと考えています。
実際、そう意識して使う方がちょっとずつ気が楽になってきたような気もします。

Twitterは140字という文字数が、思考の整理には丁度いい字数となっている気がします。
なので、思考整理のためにTwitterをメモ帳として利用するのも一つの手だと思います。
ある意味、ネタ帳代わりにもなるかもしれませんし。
それでフォロワーさんが何か反応してくれたら面白いと思いますし。
思考の整理には結構、「書き出す」という方法が有効だと思います。
手書きが面倒くさかったら、こういうツールを利用するのも一つの手かと。
愚痴を呟く際も、単に愚痴を吐くよりその原因を解明するためにも思考整理を意識して書いてみてはどうかと。

話はそれましたが、大人は無防備に若年層をネット環境に放り込むのは危険だという意識を持った方がいいかも知れません。
そもそも子供たちには本来罪は無いです。
今、こんな社会が出来上がってしまったのも、全部大人の都合なんですから。
ネット環境がこんなにも広がったのも大人たちの利便性を追求した結果です。
それが子供たちに悪影響を与えているのだとすれば、大人に責任があるのです。
これから大人ができることは、大人ですらネットとの付き合い方は難しいことを伝えること。
そして、ある程度の予備知識や危険性などを教育でしっかりと教えていくことかも知れません。
ネット社会だったらそういう教育はある意味、必須科目とも言えると思いますし。

私がここ最近で最も強く思うのは、ネットが自己顕示欲を非常に強く刺激するツールだということです。
よくTwitterで自分の顔やら体の部位やらを無防備に晒しているのが目撃されます。
未成年者と成人がフォロワーとして付き合うことも、全く珍しくないです。
ただ、ある程度フォロワーが未成年者と推測できるならR18的なネタを成人がふっかけるのもどうなんでしょう。
サイトでは「18才未満閲覧禁止」を掲げる人がTwitterでは未成年者にR18なネタをふるのはどうなんでしょう。
この辺り、結構矛盾が生じるのもTwitterという気がしなくも無いです。
尤も、全てのフォロワーを把握するのも大変かと思いますけれども…。
個人的にはそういったネタは鍵を付けて別のアカウントでやって欲しいと思うのが、個人的意見です。
実際、そういう過ちを私もおかして今思い出すと本当に恥ずかしい記憶しかないので…。
あと、メジャーなキャラの名前で検索したらエロや陵辱やらスカトロツイート流れたら、恐らくヤバイんじゃないかと…。
確かに自由に呟いていいんですが、同人で言う「住み分け」がちゃんと機能していないのもTwitterの欠点かもしれません。

同人で言う「住み分け」の崩壊も実は色々語りたいところがあるのですが、それはまた別の機会に。
長くなりましたが今回はこの辺で。
スポンサーサイト