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自称創作者の端くれとその相方兼師匠による思索と考察と実践。
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2011年01月15日 (土) | 編集 |
どうも香月です。
寒さのあまり冬眠したい私です(爆)

都条例の件ですが、漫画やアニメではなく小説にも影響が出ているそうです。
業界の自主的な萎縮こそが最大の恐怖ではないか。
まったくもってその通りですね。
自分たちの主張の正しさを伝えるために大切なのは、萎縮しないことですよ。
自分たちが正しいと信じるならば、自信を持つことこそが大切。
最近ではプロの作り手さんたちからチラホラと萎縮の進み具合が聞かれます。
ジワジワと内側から蝕む毒…そう考えると、改めてこの条例の恐ろしさを感じます。
反対派の方々にとってこれは由々しき事態だと思いますし。
出版社や作り手さんたちに対し、萎縮してはならないと訴える必要が出てきたみたいですね。
萎縮することは、規制推奨派の勢いを強めてしまうことなのですから。
敵対している勢力にわざわざ有利な状況を作ってしまうことはまさに愚行の極み。
出版社さん方の反対表明は立派ですが、そこをもう少し考え、行動に繋げて欲しいところ。
そのためにも、読み手が出版社に意見を送ることも必要です。
応援は勿論ですが、反対表明を是非行動に示して欲しいというお願いも必要かと。

で、ここでまた条例の件から反れます。
私にとってちょっと興味を惹かれるニュースがあったものなので。

辞めません、でも頑張りません――「新・ぶら下がり社員」現る

これを見て思ったことは「当然だな」ということ。
仕事に対して70%の力しか出さず、30%を出し惜しむ社員。
残業を断り、プライベートを優先する社員。
でも私は、この社員の人達を決して責める気にはならない。
むしろ、私も社会人としてはこうありたいと思っているくらいだから。
就活中にこんなことを言うのも、不謹慎だけど(爆)

ひろさちや氏の書籍を最近良く読む私です。
その著書を読んでいたからこそ、この社員たちに対して親近感を抱いたわけですよ。
彼らは頑張りすぎてもいけないってことを、きっと本能的に感じているんだと。
日本は高度成長時代、頑張って頑張ってここまで成長した。
でも、その果てで待っていたのは決していいことばかりではなかった。
精神を患う人々、払われない年金、バブル崩壊…。
頑張りすぎた結果として待っていたのは、悲惨な結末だった。
ひたすら未来を、明日ばかりを見てきたからこそ、悲劇が起きたのだと。
本当に大切だったのは、蔑ろにしてきた「今」だったのだと。

人間はいつ死ぬか分からない。
企業は決して、下で働く人間のことなど考えない。
有給を取らずに働いて過労死したって、会社は何も思わない。
だったら、働きすぎないことに越したことはない。
プライベートを大切にして、恋人や家族、そして自分の時間を思い切り楽しめばいい。
そもそも今の日本人のビジネスマンとしての働き方は、西洋で発達したもの。
そして西洋では「労働=神からの罰」という意識があるそうです。
だからこそ労働時間を抑え、家族との時間を大切にするそうな。
日本人が働き過ぎるのは、「労働=神への奉仕」という意識があったから。
それは農業ならまだしも、西洋で発達したビジネスマンとしての働き方には合わない。
だから日本人も西洋で発達した働き方をするなら、西洋人の労働観も取り入れるべきだと。

真面目に考えれば、働くのはお金が欲しいから。
お金はいらないけど働く、なんて人は殆どいないでしょう。
いたらいたでボランティアだろうと。
労働は即ち「お金稼ぎ」であり、それ以上を求める必要って本当は無いんです。
それなのに今の日本はやたらと生き甲斐だのを仕事に求めろと脅迫する。
ハッキリ言いたいんですが、それは愚行の極み。
「仕事とはお金稼ぎに過ぎない」と割り切っている人を、私だったら尊敬するね。

上記は「阿呆のすすめ」という本から学んだことですが…。
こうして見てると、やはり「ぶら下がり社員」はちゃんと人間らしいことをしてると思います。
忙しいとは、即ち「心を亡くす」こと。
忙しくないように働く人たちは心のある人たちであり、決して労働ロボットではない。
今を大切にするからこそ、決して無理したり頑張ったりしない。
明日死ぬかもしれないなら、少しでも楽しんでいきたいと望むのは当然のこと。
それを嘲笑い、否定し、頑張ること、競争することを強いる人達もいるでしょう。
明るい未来が待っているのだと、甘い誘惑でそそのかして。
おかしな話ですよ。
どんな人間も予言者ではないというのに。
未来が訪れる前に、何かの運命で明日死ぬかもしれないのに。

私のモットーはもうひとつあって、「今日の花を摘む」こと。
ラテン語の諺だったかもしれません。
ガンジーの「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるように学べ」も好きです。
とにかく、今を大切にして、尚且つ無理しないで楽しく生きようとする精神。
それこそ、まさしく心の豊かさを持つ人の生き方に思えます。
競争主義、そして頑張れば報われるという妄想に毒された日本。
本当に豊かで良い国になるためには、まずはその毒を抜かなくちゃいけないでしょうね。

「新・ぶら下がり社員」たちの出現。
私にとってそれは興味深いことであり、密かに期待を寄せる事象でもある。


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