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自称創作者の端くれとその相方兼師匠による思索と考察と実践。
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2010年12月16日 (木) | 編集 |
雪風です。
とうとうあの都条例が可決されてしまいましたね。
来年7月から施行されるとか。これでイベントは
ゾーニングを厳格にやる必要が出てきたと思います。

とうとうここまで来たかという感じです。
元は80年代の初め頃だったでしょうか、主に英語圏で
Boys Loveへの取締りが厳しくなり始め、尤も現実の
被害者が存在する実写ポルノについては
(芸術作品もあるにはあって議論の余地は
あるものの)取締りは当然とおもいましたが、
つぎに創作物、つまりイラストやコミックまで取締りの
対象になってしまい、果ては小説までポルノ扱いされ
表現(出版)は勿論のこと、公立図書館から撤去されたり
ついに自宅での単純な所持まで
処罰されるようになってしまった経緯があります。

始まりは「新十字軍運動」でしたか、キリスト教の倫理感
のもとで「子どもはAsexualな天使であるべき」という
考え方からそういう「不自然で、未成年者を巻き込む」
性行為を描いた出版物の全てが対象に攻撃される
ようになったものです。
もうひとつには、ソ連が崩壊して「敵」が居なくなった
ことだとも言われています。
ソ連のなきあとの敵が私たちのようなヤオイ・BLの
創作者・関係者だと。

基本はアメリカ中産階級の倫理・道徳感だといわれて
いますが、これを他国へ押し付けるのは一種の
文化帝国主義、文化植民地主義であり、当時・・・80年代
の終わりから90年代にかけて
オランダを初めそれに対抗する「BL解放運動の
団体」というものが小さなサークルから発展して
出来たものでした。

日本は、90年代の終わりごろからでしょうか、
国内での児童ポルノ法成立(小渕内閣当時)に関連して
取締りの対象にアニメ・コミックなどの創作物を含めるか
どうかかなり議論がされています。
幸い、実写のみを対象として同法は成立して今日に
いたってますが、これも89年でしたか
横浜でスウェーデン王妃まで招いて「反BL」の
集会を開催したりの運動が我国でも盛んになり始め
いつ改悪されるかわかりません。
次第に創作の自由がおかされるのではという
危機感を募らせてきたものでした。

そしてとうとう漫画の表現まで都条例で規制される
危険性が出てきましたね。
規制されるとわかれば創作者は萎縮するでしょうし、
性だけでなく他の暴力表現なども「反社会的」の
名の下に規制される危険性もありますし。

こうなると・・本当は何処かの出版人が
この都条例で処罰された際に訴訟を起せば
公の場で裁判闘争が行えるのですが。
こういうのもその条例廃止へのひとつの道だとは
思います。

健全な青少年とはどんな生き物でしょうね。
何となくヒトラーユーゲントを思い出してしまいますが(笑
真面目に、本当の意味での「清潔な帝国」を建設すると
いうのなら理屈として判らなくもありませんが
そこまで遣る意志も根性もなさそうな連中が・・・と
思ってしまいます。
アメリカ発、キリスト教に元ずく文化帝国主義とは
日本古来の寛大な伝統を護る意味合いからも
断固として闘っていきたいものです。




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